
カルチャリング×ココナッツ 生豆200g
¥2,592 税込
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<9月15日から販売開始>
Coconut Culturing @ Loco Series
生豆200g
SCAJ2025招待チケット1枚付き
パイナップル・ココナッツ・チーズ・ビスケット・オレンジ
原産国: コロンビア
地域: リサラルダ県
農園: ミラン
高度: 1,600m
品種: カスティージョ
精製方法: カルチャリング(ココナッツ酵母を使用した発酵)
プロデューサー: アンドレス・キセノ
収穫: 2025年3月
※カルチャリングとは
カルチャリング(Culturing)とは、コーヒーチェリーに自然由来の酵母やバクテリアなどの微生物を利用して発酵を促す精製方法で、独特で複雑な風味を引き出すことができます。このプロセスは、コーヒー豆(種子)の代謝活動を意図的に活性化させたうえで行われ、微生物との相互作用を最大限に活かすのが特徴です。
1. 発芽準備と温度上昇
コーヒーチェリーが収穫されると、内部の種子(胚)は代謝を始め、発芽準備に入ります。この代謝活動により、チェリー内部では水分と養分の移動が活発になり、温度が自然に上昇します。この反応を利用し、チェリーは袋に詰められて10〜12時間保温されます。これにより、周囲に存在するバクテリアが活性化し、チェリー内の炭水化物を糖に分解し始め、さらに温度が上がります。
2. 急冷
発熱したチェリーはその後、8〜10℃の冷水タンクで冷却され、発芽過程が抑えられます。この処理により、発酵に最も適した活性状態の種子が得られます。
3. パルピングとカルチャーの準備
冷却後、チェリーの果肉(パルプ)が取り除かれます。同時に、発酵に使用するための果実や植物などを潰してカルチャー(微生物の培養液)として準備します。この潰した果実に含まれる天然の酵母やバクテリアを活性化させ、発酵タンクに加えます。
4. 嫌気性発酵
パルピングされた豆とカルチャー(果実+微生物)を一緒に発酵タンクへ入れ、限られた酸素のみの嫌気性環境で6〜8日間発酵させます。この過程で微生物が糖を分解し、多様な香味成分を生成します。
5. 洗浄と乾燥
発酵が完了した後、コーヒーは水で洗浄されます。そして、15〜20日間天日干しまたは管理された環境下で乾燥されます。乾燥時には、パーチメント層が均一になるように注意し、カビの発生や水分のムラを防ぎます。
6. 安定化
最後に、乾燥されたコーヒー豆は30日間袋に保管され、風味を安定させるための熟成期間を経ます。これにより、コーヒーの品質が落ち着き、焙煎後の味わいがより明確になります。
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