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<9月15日から販売開始>
Watermelon Culturing @ Loco Series
生豆200g
SCAJ2025招待チケット1枚付き
スイカ・メロン・薔薇・ザクロ・ぶどう・レモン
原産国: コロンビア
地域: リサラルダ県
農園: ミラン
高度: 1,600m
品種: カトゥーラ
精製方法: ナイトロ+カルチャリング+バイオリアクター(窒素とスイカ酵母を使用した制御発酵)
プロデューサー: アンドレス・キセノ
収穫: 2025年4月
※ナイトロとは
ナイトロ(Nitro)とは、コーヒー豆(種子)の代謝活動を意図的に活性化させたうえで、微生物との相互作用を最大限に活かし、窒素を利用した嫌気性環境下で行われる精密な発酵プロセスです。従来のナチュラルやアナエロビック精製に比べ、より複雑でクリーンなフレーバーを引き出すことができるのが特徴です。
1. 発芽準備と温度上昇
コーヒーチェリーが収穫されると、内部の種子(胚)は代謝を始め、発芽準備に入ります。この代謝活動により、チェリー内部では水分と養分の移動が活発になり、温度が自然に上昇します。この反応を利用し、チェリーは袋に詰められて10〜12時間保温されます。これにより、周囲に存在するバクテリアが活性化し、チェリー内の炭水化物を糖に分解し始め、さらに温度が上がります。
2. 急冷
発熱したチェリーはその後、8〜10℃の冷水タンクで冷却され、発芽過程が抑えられます。この処理により、発酵に最も適した活性状態の種子が得られます。
3. 果肉除去と酸化促進
冷却後、チェリーから果肉を除去(パルピング)し、パーチメントと粘液質(ミューシレージ)が付いた状態でプラスチック容器に移され、10〜12時間かけて軽く酸化されます。この工程により、ミューシレージ中の糖や酸のバランスが整えられ、後の発酵での微生物活動が促進されます。
4. 窒素を用いた嫌気性発酵(ナイトロ)
酸化後の豆は密閉型のバイオリアクター(ステンレスタンク)に移され、スターターカルチャー(酵母やバクテリア)とともに窒素ガスが注入されます。酸素が完全に遮断されたこの環境で、4〜6日間にわたり発酵が行われます。発酵中は温度、pH、糖度(Brix)などが厳密に管理され、風味の再現性と品質が確保されます。
5. 乾燥と安定化
発酵を終えた豆は、15〜20日間天日干しまたは管理された環境下で乾燥されます。乾燥時には、パーチメント層が均一になるように注意し、カビの発生や水分のムラを防ぎます。乾燥されたコーヒー豆は30日間袋に保管され、風味を安定させるための熟成期間を経ます。これにより、コーヒーの品質が落ち着き、焙煎後の味わいがより明確になります。
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